春陽くん、私のこと、スキデスカ…??




て、え、鍵って貰えるものなの……??



春陽くんパワーすご……

春陽「大人しく座ってて。」

ゆっくりと慎重に私を椅子に下ろしてくれた春陽くんは、そのまま薬を探しだした。



薬品の匂いがするなぁ……。

春陽くんに言われた通り大人しく椅子に座っていると、
春陽くんは慣れた手つきで消毒液やら包帯やら……包帯?!?!


『は、は、春陽くん?!
包帯は大袈裟なんじゃないかなぁ…?』

春陽「……こんなに血出してるのに?」


眉を下げて心配そうに私の足を見た春陽くんに胸がきゅんきゅんする私はどうしたらいいでしょうか……?!?!


『で、でも……』


春陽「…心配だから。」



ボフッ!!
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