春陽くん、私のこと、スキデスカ…??








……耳真っ赤。

『ふふ、春陽くん??
なんで耳が真っ赤なの??』



うぅぅ……っ、可愛いっ、可愛すぎます春陽くんっ!
もしかして私たち今物凄くカレカノっぽいんじゃないでしょうかっっ

はぁ……今なら死ねます神様ぁ……っ!





春陽「ねえ、もうちょっと俺の事意識しなよ。」


ギイッ


椅子の背もたれを少し押して、ちょっと悔しそうにじっと私を見つめた。

『春陽く、』




春陽「保健室で仮にも彼氏と二人きり…この状況分かってる?」


ドクンッ

心臓が大きく飛び跳ねそうになった。


『わ、わかってるけどっ…』



春陽くんはきっと私を好きじゃない。
それは私にだけぶっきらぼうになる態度から見ても明らかで
だから、意識しても無駄だと思ってた。

なのになんで…


春陽「…そんな可愛い顔しないでよ、
食べたくなる。」


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