White girl
~雫 side~




昨日は教室に帰る気にもなれなくて、そのまま保健室でずっとサボっていた。


理事長を通して私の体のことを知っている
保健医さんは、快くベッドを使わせてくれた。

…そして今日

本当は二度と学校に来たくないレベルの憂鬱さだけど、今日は流石に休めない。と、意を決して教室に入る。


まだ教室には誰もいない。
中庭の読書も気が向かないからやめた。


自分の席についてもう少し寝ようと思って、いつものように机に突っ伏した。




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