White girl
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「うしっ!出来たぞ」
下着姿のはずなのに、それで服と言っても
いいくらい私の体は包帯と湿布に包まれていた
「やっぱりオーバーでしょ…」
「文句言わない。」
私はそれにむーっとする
動きずらいじゃん…
「ちなみに、ここは柳凰の倉庫な。」
「…え」
「これからここで暮らしてもらうから」
「………」
「あと俺の従兄妹が明日からお前の世話をしにくるから。俺は暫く用事でこれないけど、また様子見に来るよ。」
そう言ってバッグの中身を整理し始めた
…帰っちゃうのか。
自分か部屋で一人なところを想像すると、
また体が震えてきた
だめ…落ち着け、自分。
「大丈夫。眠るまでは側にいるよ」
また頭をポンポンと撫でられすぐに安心する
それから蓮さんは私が眠りに着くまで
震える私の手をずっと握ってくれた____