自分の正体

え………




「あ、星さん。聖さん!あと俺たちを傷つけた人…」

そう…だよね……

ガシッ
「ありがとう!痛かったけどおかげで体の不調治ったよ!」


へ?


「きずいてないかもしれないけど、体の不調を直したんだよ。
だからあなたに取り付いていた奴がやっても、あなたの力で元どうり以上になったのよ」
「星…ほんと…?」
「ここで嘘言うはずないでしょ」
そっか…よかった…

本当に………



「零!星!後ろ!危ない!!!!」
遠くで聖が叫んだ。

「あいつらを傷つけた…許せない……!」
何かが月の光で反射した

それがおれに振り下ろされた。
熱い感じがしたと思ったら大量の血が飛び散った


星と聖でおれを襲った奴を取り押さえてる……杏と周りの人が慌てている…
………大量の自分の血が見える…

どんどん意識が遠くなる…
…まだ……死に…たくないよ…
……自分…の…正体…わかって…ない………





「零!?今すぐ治療するから待ってて!!!」
その声聞いた最後意識を失った…

第四話 完結
< 41 / 81 >

この作品をシェア

pagetop