自分の正体
葵Side

零:「てか、燐って相手がいないと使えない力だな」

燐:「そうなんだよ…」

和:「えーと、零の力は……傷を治せる…と言うより時間を戻せる力だな。もう一つは…おい、これほぼチートじゃないか」

零:「ん?なに?」
和:「それが…相手の力をコピーできる力…」

星:「それ、ほぼ最強じゃん」

和:「ん…いや。色々と条件があったわ」
星:「そりゃあなかったらほんとにガチで最強だもん」

あんま難しい条件じゃないといいな…覚えきれない………

星:「えーっと。使う前がまず相手の力を見ること、そして自分が相手がどんな力かわかること、二つ目ははだいたいでいいと思うけどな。相手の力の5割が使えて、一度にコピーできるのは4つまで。
5つ目をコピーする場合どれか消さないといけない……そんな感じかな…ふぅ…こんなに難しいの2回目だよ」

前にもあったんだ…


(葵?聞こえる?)
(うん。何?星)
(そろそろ零を休めさせた方がいいよ。表に出してないだけで結構無理してるから…)
(わかったよ。教えてくれてありがとね)


葵:「零?そろそろ疲れたでしょ?少し休んだら?」
零:「ん…いや…大丈夫……」

燐:「あのさ俺少しみんなと話したいことあるからさ。少し零は休んでろよ。」
零:「なら…少し…休んでる……終わったら…教えて…な…」

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