自分の正体
燐Side

燐:「よっ!」
零:「何かわかった?」

燐:「んーっとな冥界ってめっちゃくちゃ広いし人いっぱいいるんや。だから冥界で人探しはちょっと無理かと…」
零:「そうか…」
燐:「まーでも、冥界管理してる人ならすぐわかるんだけど…なんせその人も冥界にいるから…」

零:「ま、ありがと」
燐:「いいえ〜。てかまだ治らんのかい。能力使えば?」

零:「時間を戻す能力な自分には使えないみたいでさ。あと安静なんだから能力使うなって葵から言われた」
燐:「へーそうなんや。言われたってことは言われる前は能力使ったん?」
零:「コピーできる方をね。でも使ったら倒れてさ 葵にやばいぐらい説教されたわ」
燐:「ははは。確かに葵が怒ると怖いよな。しかも笑顔のまま怒るから余計に怖いわ」

葵:「怖くて悪かったね」
燐:「げ…聞いてたのかよ」
葵:「げってなによ」

やばい…地味に怒ってる…

燐:「イヤ ナンデモアリマセン」

葵:「まあ許してあげる。零 はい昼ごはん。食べれる分だけでいいから」
零:「ああ、サンキュ」
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