自分の正体
杏Side
零:「そこって杏の家じゃん」
杏:「そんな物あったっけな…」
燐:「今から探しに行こう?」

零:「杏のお父さん?が書いたんだよね。」
杏:「うん。でももう死んじゃったけど」
零:「あ、ゴメン…」
杏:「いいよ零は知らないもんね。」



杏:「えーっとねここにあったんだよ。その本」

星:「ま、とりあえず探そう」


1時間後


燐:「なんかそれらしいのがあったけど」
見つけたのは燐だった


これ? そういえば白狼の男性きたら渡してって言ってたような…

零:「杏。これ?」

杏:「ん〜…た…多分。特に預かっている物ないし。一応私が開けていい?もし私のものが入ってたら恥ずかしいから」
零:「はーい」

ん しょ 中身は……私の物は入ってないね

杏:「はい。零。」
零:「ん。サンキュ……何これ?手紙?」
葵:「誰宛?」
星:「普通零宛でしょ」

零:「俺宛もあるけど…育ててくれた人宛もある…」

星:「なら、今度帰省しないとね。自分の正体大体わかったんだし」
零:「そうだな」
聖:「いつ行くの?」

零:「来月かなー」
星:「ってことはこの姿見せるの?」
零:「そ。だから満月の前の日に 戻ろうかなーって」
和:「確かに満月の日は人間に見せるのはマズイかもね」

星:「手紙の内容は?」
零:「後でゆっくり見るよ。だからとりあえず帰ろうかなーっとその前に顔と髪、直してよな?」
杏:「あー気づきましたか…そのままの帰ってくれないかなーって思ったんだけど…約束だからね。ちゃんと直しますよ」

みんなは零を直した後それぞれの家に帰って行った

さてと、出した本片付けますか

第7話完結
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