自分の正体
「お邪魔します!!」

零:「そんなに大きな声出さんでも聞こえるから。あと近所迷惑」

母:「いらっしゃい。莉宮くん晩御飯食べてきちゃった?」

莉宮:「いえ、まだですが…コンビニで何か買ってこようかと…」

母:「せっかくだし食べる?今日泊まるわけだし」

莉宮:「いいんですか!?ならゴチになります!!」

相変わらず元気だな~

零:「ご飯食う前にまず俺の部屋来いよ。」

俺の部屋は階段上がってすぐのところ。一人部屋にしてはとても広い

莉宮:「広いな〜〜」

零:「あんま見んといて。あと落ち着けそして座って。」

莉宮:「はーい」

莉宮に俺のことすべて話した。もちろん誰かに言ったら記憶を消すという忠告も。

莉宮:「えーっとまとめると…零は妖獣ではなく半獣だと…零がいる村は妖獣と妖怪と霊が住んでると…そしてみんな妖力という何かしらの力があると…」

零:「そ。俺も一応力あるけどな」

莉宮:「へー今度見してや」

零:「いいよ。そろそろご飯できたっぽいし下いこ?」



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