5歳違い
1章
終わりに隠れた始まり
私は付き合って1ヶ月の彼氏がいる。
でも、あまりうまくいってない。
お互い小さな不満が積み重なった事もそうだけど
主に私が学校にあまり顔を出さないから
相手を不安にさせているのかもしれない
結局今日も学校に行ってないし。
自分のベットの上で
ふと、彼氏の不機嫌そうな顔が浮かぶ
「今回も1ヶ月か…」
と独り言を呟きラインを開いた
あ、海斗からメッセージがきてる。
海[明日学校来てよ。一緒に帰ろ]
花[行く気になれないから、ごめん]
海[2人で話したいから来て]
めんどくさいなぁ。
花[わかったよ]
海斗が言おうとしてる事は
なんとなく予想がつくよ
海[ありがとう]
海斗のメッセージを最後に
花梨は目を瞑った