小悪魔な彼


「あの…変なこと聞いちゃうんだけど…」


「うん…?」


ごくり。
生唾を飲んだ瞬間。


「お待たせいたしました〜」


と何ともKYなウェイターさんがアイスティーを持ってきてくれた。


ストローやらガムシロップやらが置かれる時間
私たちはただウェイターさんが去るのをじっと待っていた。



「ごめん。続けて?」


ウェイターさんが離れるのを確認し,私を口を開いた。



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