小悪魔な彼

親友に隠し事は出来ず
由紀恵には全て話すことにした。

由紀恵はというと,


「嘘〜〜!!あの人が新しい使用人?!
あの王子みたいな彼が?!」


と予想通り興奮気味。


しかーし!予想だにしなかった出来事が。


「今の話…まじ?」


「えっ?」


まさかと思い振り向くとー…



私達の後ろには,由紀恵よりもビビっている男が一人。


そう。杉山学にも聞かれてしまったのです。


6組の前で話した私がバカだったよ。トホホ……



< 210 / 338 >

この作品をシェア

pagetop