小悪魔な彼
エピソード7

消せない過去


誰も…いない。


目の前にあった金属製のドアを開けると


そこに広がるのは
よくドラマに出てくるような
倉庫。


ただただ広くて、
ひんやりとした空気が肌を霞める。



思わずゾクッと背筋が凍った。
それは寒さのせいなのだろうか?

それとも…
これから予期することを
知ってなのか…




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