小悪魔な彼


着替えを済ませて


軽いメイクと


髪を揺る巻きにして


鞄を手に持ち,鏡に笑顔の練習をしたら完了。


言い聞かせる言葉は


“女の子らしく”。



「優ーっ!行ってくるね。」


「…ん,気を付けてね?」


まだ眠たそうな優の髪を撫で


玄関へと向かった。


…が,しかし!


問題発生。


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