小悪魔な彼


「今日は寝て,明日またやりましょう。…お姉さんが怒る前に。」


「は!?どういう意味よ?」


「わかった。今日は寝る。」


わかったってオイ!!


私たちがドアまで行くと


「明日…絶対だよ?」


と優は小森くんに言った。


「はい。もちろん。」


小森くんが優しく笑うと


「おやすみなさい。」


優はゆっくり目を閉じた。


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