16年間、一緒にいてくれた君へ。~人生の最後はやっぱり君と過ごしたい。~

「ニヤニヤしながら何考えてたんだよ。」

「んー、明日のこと。」

「ん?明日、何かあったけ?」

「えー、忘れてるのー!?」

「バーカ忘れるわけないだろ。誕生日だろ。」
意地悪に笑った和真は私の頭をコツンと軽く叩く。




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