16年間、一緒にいてくれた君へ。~人生の最後はやっぱり君と過ごしたい。~

「有紗ー!」

階段の下から有哩の声が聞こえた。

「今行くー!」

私は急いで階段を降りて、リビングへ向かった。



朝食を食べ終えた私たちは、7時45分に家を出る。

「「いってきまーす。」」
声をそろえて私たちは言い、家を出る。


< 3 / 50 >

この作品をシェア

pagetop