16年間、一緒にいてくれた君へ。~人生の最後はやっぱり君と過ごしたい。~
その、最悪な出来事は突然、起こった...

何の変哲もないただの休みの日に...

いつものように、お昼すぎに有哩を起こして、2人でお昼ご飯を食べていたら、何の前触れもなく電話がなった。

和真のお母さんからだったその電話は私の頭を真っ白にさせた。

何が起こったのか分からなかったけど私は有哩に引っ張られてタクシーに乗り、気付けば病気にいた。

それから看護師さんに和真の両親がいる部屋に案内してもらった。
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