16年間、一緒にいてくれた君へ。~人生の最後はやっぱり君と過ごしたい。~
「え、有紗?」
和真は驚いたようで目を丸くしている。
「ごめん、和真。
私、和真の気持ち全然考えてなかった...」
「.....」
「私、和真に寿命はあげない!
ただただ、和真の隣にいる!」
「.....」
「それだけ、それだけだから...
お願い、そばにいさせて...
ダメ?...」
泣きながら和真に言うと和真が私の頭を優しく撫でた。
「ばか...
そばにいろよ...」
そう言った和真は泣いていた。
和真は私の手を引っ張って自分の方へ引き寄せた。
和真に優しく抱きしめられてる。
私はおそるおそる和真の背中に手を回した。
その時、私はこの温もりが愛おしくて、有哩がこの時、何を思ったのか全く気にしていなかった...
和真は驚いたようで目を丸くしている。
「ごめん、和真。
私、和真の気持ち全然考えてなかった...」
「.....」
「私、和真に寿命はあげない!
ただただ、和真の隣にいる!」
「.....」
「それだけ、それだけだから...
お願い、そばにいさせて...
ダメ?...」
泣きながら和真に言うと和真が私の頭を優しく撫でた。
「ばか...
そばにいろよ...」
そう言った和真は泣いていた。
和真は私の手を引っ張って自分の方へ引き寄せた。
和真に優しく抱きしめられてる。
私はおそるおそる和真の背中に手を回した。
その時、私はこの温もりが愛おしくて、有哩がこの時、何を思ったのか全く気にしていなかった...