16年間、一緒にいてくれた君へ。~人生の最後はやっぱり君と過ごしたい。~
今日は学級委員の仕事があって放課後、もう1人の学級委員の時田さんと教室に残っていた。
プリントを回収してまとめて、職員室に持って行くだけの仕事だったから有紗たちには待って貰っている。
「有哩君?
手、止まってるよ?」
時田さんに声をかけられ俺は作業に戻った。
「ごめん、ボーっとしてた。」
「有哩君ってちょっと抜けてるよね。」
「そーかな?」
「うん。
みんなそう言ってるよ。」
そう言って時田さんはクスクスと笑った。
俺は少し照れくさくなっていつの間にか整理が終わっていたプリントを手に取った。
「職員室に出してくるよ。」
「私も行くよ?」
「いいよ。
そんなに量ないし...」
「じゃあ、待ってるね。」
「えっ、いや先に帰ってていいよ。」
「ううん、待ってよ。」
「そう?」
「うん。」
待たせるのは悪いから俺は急いで職員室へ向かった。
プリントを回収してまとめて、職員室に持って行くだけの仕事だったから有紗たちには待って貰っている。
「有哩君?
手、止まってるよ?」
時田さんに声をかけられ俺は作業に戻った。
「ごめん、ボーっとしてた。」
「有哩君ってちょっと抜けてるよね。」
「そーかな?」
「うん。
みんなそう言ってるよ。」
そう言って時田さんはクスクスと笑った。
俺は少し照れくさくなっていつの間にか整理が終わっていたプリントを手に取った。
「職員室に出してくるよ。」
「私も行くよ?」
「いいよ。
そんなに量ないし...」
「じゃあ、待ってるね。」
「えっ、いや先に帰ってていいよ。」
「ううん、待ってよ。」
「そう?」
「うん。」
待たせるのは悪いから俺は急いで職員室へ向かった。