消える世界で、僕は何度でも君に会いにいく。

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それから2日後。


畑中さんとの約束の日はすぐに来た。



前日からそわそわして落ち着かなくて、今日の朝もアラームよりかなり早く目が覚めてしまった。


のろのろ準備をしながら、ふと思いついた。



そういえば、いつも畑中さんは僕より早く待ち合わせの場所にいた。


決して僕が遅れていたわけじゃないけど、彼女をそれなりに待たせていたと思う。


せっかくだから今日はいつもより早めに着いてみようかな。



もしかしたら驚いた顔も見れるかもしれない。


イタズラする前の子供のように少しだけワクワクした気分になりながら、準備もそこそこに家を出た。