臆病なわたしたちは
選挙管理委員会は6月末にある生徒会選挙を終えれば解散となるため、比較的楽な委員会だろう、と流奈は思つていたが、あまり人気はなく、流奈はすんなりと選挙管理委員になることができた。
「よかったねぇ」
委員会決めのあと、葉月がニヤニヤとしながら話しかけてきた。
ちなみに葉月は生活委員に決まった。
「なに?」
「いや、そういえば言ってなかったなぁと思ってね。」
「だからなに?」
「選管って6月中には終わるけど、それまでがめっちゃ忙しいらしいよ。」
「は!?なんで今言うの!?」
(知っていたら違う委員会にしたのにっ...!)
流奈は葉月を睨むが葉月は楽しそうに笑ったままだ。
葉月にはこのように流奈をからかう節があり、これさえなければ最高の友達なのに、と流奈は常々思っている。
「よかったねぇ」
委員会決めのあと、葉月がニヤニヤとしながら話しかけてきた。
ちなみに葉月は生活委員に決まった。
「なに?」
「いや、そういえば言ってなかったなぁと思ってね。」
「だからなに?」
「選管って6月中には終わるけど、それまでがめっちゃ忙しいらしいよ。」
「は!?なんで今言うの!?」
(知っていたら違う委員会にしたのにっ...!)
流奈は葉月を睨むが葉月は楽しそうに笑ったままだ。
葉月にはこのように流奈をからかう節があり、これさえなければ最高の友達なのに、と流奈は常々思っている。