初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
お腹も一杯になった頃、ノリちゃんの携帯にメールが入った。
読んでる姿を見れば誰からなのかは一目瞭然。それを見て坂下くんとともに微笑む。
頬を赤らめるノリちゃんの姿は何度見ても微笑ましい。
「あー、なんか聡。渋谷にいるみたい」
「お迎え?」
さっきとは違い、少し困った顔をするノリちゃん。
「なんか仕事が思ったよりも早く終わったって。」
「そうなんだ、じゃあそろそろここ出ようか」
思ったより早く終わったからノリちゃんに明日じゃなくて今日会いたくなった。そういう事だろう。
「うーん、今日はクルミと一緒に居るって言ってあるから。一緒に飲もうって言ってるんだけど……」
そう言って坂下くんの顔色を見る。
坂下くんとも仲がいいから特に問題はないと思うんだけど?
「俺は構わないけど、二人じゃなくていいの?」
あぁそう言う事。
早く会いたいってことは、二人になりたいっていうそれか、なんて思いながら。
「ほら、来週もね、また会うし。今日はいいよ?」
結局プレゼント買えなかったから、もう一度会うだろうし。
坂下くんの意見に私も頷き、もう帰るアピールをしてみる。
読んでる姿を見れば誰からなのかは一目瞭然。それを見て坂下くんとともに微笑む。
頬を赤らめるノリちゃんの姿は何度見ても微笑ましい。
「あー、なんか聡。渋谷にいるみたい」
「お迎え?」
さっきとは違い、少し困った顔をするノリちゃん。
「なんか仕事が思ったよりも早く終わったって。」
「そうなんだ、じゃあそろそろここ出ようか」
思ったより早く終わったからノリちゃんに明日じゃなくて今日会いたくなった。そういう事だろう。
「うーん、今日はクルミと一緒に居るって言ってあるから。一緒に飲もうって言ってるんだけど……」
そう言って坂下くんの顔色を見る。
坂下くんとも仲がいいから特に問題はないと思うんだけど?
「俺は構わないけど、二人じゃなくていいの?」
あぁそう言う事。
早く会いたいってことは、二人になりたいっていうそれか、なんて思いながら。
「ほら、来週もね、また会うし。今日はいいよ?」
結局プレゼント買えなかったから、もう一度会うだろうし。
坂下くんの意見に私も頷き、もう帰るアピールをしてみる。