初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
クリスマスの夜は
今日はノリちゃんと二回目のクリスマスプレゼント選び。
先週結局何も決まらないままにしたから、今週こそは買って帰りたい。
「お茶もご飯もお酒も今日はあとね」
ノリちゃんのその言葉にうなずく。
本当は聞いて欲しい事もたくさんあるけど、ともかく。
「わかった。その代り、」
「今日買い物出来たら何でも奢るから」
「おっけー、では行きますか」
仕方ないわねとでも言いたそうな顔で、ノリちゃんは言った。
私は大体の目星をつけていた。
お休みの日仕様の先輩が似合いそうなニット帽、手袋、マフラー辺りで考えてる。もちろんセットでもいいかもしれない。あの系統なら、いくつか思い当るショップもあるしデパートにもありそうだ。
だから私の方はあとにしてノリちゃんのプレゼント探しからはじめる。
「それで?ノリちゃんは何か考えてきた?」
「あ、うん。キーチェーンかシックな革のキーホルダーあたりかな」
「なんか大人なアイテムだね」
「でしょう?ドライブいったときに車のキーについてたのがなんか随分古いものだったから」
「へー、なについてたの?」
「それが、汚れているというよりも禿げちゃってて元がよくわかんなくて」
「ふぅーん」
まぁもちろん、たいして興味があるわけでもないから。詳しい話はその辺にして目当てのショップをいくつか絞ると、順にまわっていく事に決めた。
先週結局何も決まらないままにしたから、今週こそは買って帰りたい。
「お茶もご飯もお酒も今日はあとね」
ノリちゃんのその言葉にうなずく。
本当は聞いて欲しい事もたくさんあるけど、ともかく。
「わかった。その代り、」
「今日買い物出来たら何でも奢るから」
「おっけー、では行きますか」
仕方ないわねとでも言いたそうな顔で、ノリちゃんは言った。
私は大体の目星をつけていた。
お休みの日仕様の先輩が似合いそうなニット帽、手袋、マフラー辺りで考えてる。もちろんセットでもいいかもしれない。あの系統なら、いくつか思い当るショップもあるしデパートにもありそうだ。
だから私の方はあとにしてノリちゃんのプレゼント探しからはじめる。
「それで?ノリちゃんは何か考えてきた?」
「あ、うん。キーチェーンかシックな革のキーホルダーあたりかな」
「なんか大人なアイテムだね」
「でしょう?ドライブいったときに車のキーについてたのがなんか随分古いものだったから」
「へー、なについてたの?」
「それが、汚れているというよりも禿げちゃってて元がよくわかんなくて」
「ふぅーん」
まぁもちろん、たいして興味があるわけでもないから。詳しい話はその辺にして目当てのショップをいくつか絞ると、順にまわっていく事に決めた。