初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
更新分を読み終えるとちょうど次は降車駅。
そのままカバンにしまおうとして手の中でそれがふるえる。
慌てて持ち上げて確認すると先輩からのLINEの通知。
スマホを握ったまま電車を降り、ホームでそのままそれを開くと
TAKESHI
【仕事終わった。今日もお疲れ、オレ】
ブログやツイッターの文章じゃないんだからと思いつつ、クスっと笑う。
ホントこういうとこ、先輩って可愛い。
NORI
【お疲れ様です。私も今駅に着いた所です】
寝るまで何度かするやり取り。
メールよりも近い気がするそれに最近ではすっかり慣らされてる。
LINEの使用を提案したのは私だけど、先輩の方が十分上手に使いこなしてる。スタンプや顔文字、短い言葉でのやり取りにいつも先輩を感じる事が出来る。
TAKESHI
【夜道気をつけて】
そのひと言で寒い夜道も少しだけ暖かく感じる。
先輩と付き合ってから、いつも暖かな優しさに包まれている。
その優しさにどっぷり浸かって、私は少しマヒしはじめていたのかもしれない。
そう気づくのはもう少し、後のこと。
そのままカバンにしまおうとして手の中でそれがふるえる。
慌てて持ち上げて確認すると先輩からのLINEの通知。
スマホを握ったまま電車を降り、ホームでそのままそれを開くと
TAKESHI
【仕事終わった。今日もお疲れ、オレ】
ブログやツイッターの文章じゃないんだからと思いつつ、クスっと笑う。
ホントこういうとこ、先輩って可愛い。
NORI
【お疲れ様です。私も今駅に着いた所です】
寝るまで何度かするやり取り。
メールよりも近い気がするそれに最近ではすっかり慣らされてる。
LINEの使用を提案したのは私だけど、先輩の方が十分上手に使いこなしてる。スタンプや顔文字、短い言葉でのやり取りにいつも先輩を感じる事が出来る。
TAKESHI
【夜道気をつけて】
そのひと言で寒い夜道も少しだけ暖かく感じる。
先輩と付き合ってから、いつも暖かな優しさに包まれている。
その優しさにどっぷり浸かって、私は少しマヒしはじめていたのかもしれない。
そう気づくのはもう少し、後のこと。