初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
このメール、いつ来たんだろう。
内容を見ずにしまったから受信した時間さえ分からない。
さっき木村からメールが来た時にはなかったから、そのあと?
私が悶々としているとノリちゃんが急に
「あぁもうっ、今日が月曜じゃなかったらもっと飲むのになー」
本当に残念そうに言う。
それを見て「おまえなぁ~」って軽く睨みながら言う木村。
木村が飲めばノリちゃんが心配して、ノリちゃんが飲めば木村が心配する。
ほんとこの二人は……。
「今度ノリちゃん家、泊まり行くからさ。とことん飲もうよ」
それなら木村も心配にならないだろうと思って言ってみたものの。
「え、」
木村と顔を見合わせるノリちゃんに、私は慌てて言い直す。
「あ、別に。もちろんうちでもいいよ?」
なーんだ。そう言う事か。二人はほぼ一緒に住んでるのか。
「あ、うん、久しぶりにクルミんちで飲みたいかも?」
「ん。今度いい日教えて。」
なんとなく、暗黙の了解で。
この場でその話はしない方がいいみたいな気がして、話を終える。
それに、今は。
「そろそろ帰る?」
「あーだな、明日も仕事だし」
みんなのコーヒーが飲み終わったのを確認して帰りを促した。
だって、坂下くんに直接メールの内容を聞きたかったから。
内容を見ずにしまったから受信した時間さえ分からない。
さっき木村からメールが来た時にはなかったから、そのあと?
私が悶々としているとノリちゃんが急に
「あぁもうっ、今日が月曜じゃなかったらもっと飲むのになー」
本当に残念そうに言う。
それを見て「おまえなぁ~」って軽く睨みながら言う木村。
木村が飲めばノリちゃんが心配して、ノリちゃんが飲めば木村が心配する。
ほんとこの二人は……。
「今度ノリちゃん家、泊まり行くからさ。とことん飲もうよ」
それなら木村も心配にならないだろうと思って言ってみたものの。
「え、」
木村と顔を見合わせるノリちゃんに、私は慌てて言い直す。
「あ、別に。もちろんうちでもいいよ?」
なーんだ。そう言う事か。二人はほぼ一緒に住んでるのか。
「あ、うん、久しぶりにクルミんちで飲みたいかも?」
「ん。今度いい日教えて。」
なんとなく、暗黙の了解で。
この場でその話はしない方がいいみたいな気がして、話を終える。
それに、今は。
「そろそろ帰る?」
「あーだな、明日も仕事だし」
みんなのコーヒーが飲み終わったのを確認して帰りを促した。
だって、坂下くんに直接メールの内容を聞きたかったから。