初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
後ひと押しとばかりに愛羅ちゃんはお願いポーズを取って頭を下げた。そして私の反応を伺うようにゆっくりと顔を上げると、
「それでね?クルミ先輩も一緒に行って欲しいんです」
「は?!」
「まだちょっと先なんですけど、早いうちに言っておこうと思って」
愛羅ちゃんの言うには彼の仲間内でバーベキューするからそこに一緒に来て欲しいってことだった。
「なんで、私。」
「だって先輩。ずっと元気ないから。少しは気晴らしにって思って」
へへへって笑っていう愛羅ちゃんにそんな心配かけてたなんて知らなかった。私が面倒みているつもりで、実は私よりもしっかりと見てるというか。
彼女に何かを相談した事は一度もない。愛羅ちゃんが毎月数回開催いる合コンの話を聞きながら、アドバイスするぐらいで、私の恋愛話をする事はなかった。
「わかった。じゃあ日にち決まったら教えて」
「はいっ」
嬉しそうな彼女を見ていたら、一緒にバーベキューに1回ぐらい行ってもいいかと思えてきた。
それに、これだけは聞いておかなきゃいけないと思った。だってずっと彼女は私の隣にいたはずなのに。
「……いつのまに声かけたの?あの隣にいた人たちでしょう?」
「そうですよ!そう!だって素敵だったから」
「私の隣にいたじゃない。あとは部長の。」
そう言うと彼女は可愛らしい唇をとがらせて、
「そうですよ、あの時はほんとクルミ先輩を恨みましたからっ」
「はは、そうだよね」
「でもおかげで彼に声をかけるチャンスが出来たっていうか」
「それでね?クルミ先輩も一緒に行って欲しいんです」
「は?!」
「まだちょっと先なんですけど、早いうちに言っておこうと思って」
愛羅ちゃんの言うには彼の仲間内でバーベキューするからそこに一緒に来て欲しいってことだった。
「なんで、私。」
「だって先輩。ずっと元気ないから。少しは気晴らしにって思って」
へへへって笑っていう愛羅ちゃんにそんな心配かけてたなんて知らなかった。私が面倒みているつもりで、実は私よりもしっかりと見てるというか。
彼女に何かを相談した事は一度もない。愛羅ちゃんが毎月数回開催いる合コンの話を聞きながら、アドバイスするぐらいで、私の恋愛話をする事はなかった。
「わかった。じゃあ日にち決まったら教えて」
「はいっ」
嬉しそうな彼女を見ていたら、一緒にバーベキューに1回ぐらい行ってもいいかと思えてきた。
それに、これだけは聞いておかなきゃいけないと思った。だってずっと彼女は私の隣にいたはずなのに。
「……いつのまに声かけたの?あの隣にいた人たちでしょう?」
「そうですよ!そう!だって素敵だったから」
「私の隣にいたじゃない。あとは部長の。」
そう言うと彼女は可愛らしい唇をとがらせて、
「そうですよ、あの時はほんとクルミ先輩を恨みましたからっ」
「はは、そうだよね」
「でもおかげで彼に声をかけるチャンスが出来たっていうか」