初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
週明け。愛羅ちゃんにランチに誘われ、楽しかった二次会の話しを延々と聞かされた。
お礼をいうつもりだったけど、なんだかこれだけ聞かされると言わなくてもいいかと思い始めていた所、
「そういえば、クルミ先輩っ」
「んー?」
まったりと食後のコーヒーを飲んでいたら急に私の顔を見つめて瞳をキラキラし始めた。
さっきまではうっとりとした表情で彼の話をしていたはずなのに。
「なんかー。クルミ先輩をもっと元気にしたくて」
「へ?」
嫌な予感しかしない。
確かにあのバーベキューで気分は少し前向きにはなった。きっとそれは愛羅ちゃんにも伝わったんだろう。
だけど、フフフって目の前で微笑んでるその顔は天使どころか悪だくみしているように見えてゴクリと音を立ててそのコーヒーを飲みこんだ途端。
「愛羅がお世話になってる先輩と一緒に飲みたいって彼が言うんです。」
「あ、そうなんだ」
と、ホッとしたのもつかの間。
「そういうことなんで、飲み会する事にしましたー」
満足そうにニコニコと笑みを浮かべながら言う愛羅ちゃん。どうやら勝手にその話を進めた事を表している。
「なので何人かいい人見つくろって連れてきてもらう事にしましたから」
「なっ、」
いくら前向きに考えるって言ったって、出会いは求めてない。
お礼をいうつもりだったけど、なんだかこれだけ聞かされると言わなくてもいいかと思い始めていた所、
「そういえば、クルミ先輩っ」
「んー?」
まったりと食後のコーヒーを飲んでいたら急に私の顔を見つめて瞳をキラキラし始めた。
さっきまではうっとりとした表情で彼の話をしていたはずなのに。
「なんかー。クルミ先輩をもっと元気にしたくて」
「へ?」
嫌な予感しかしない。
確かにあのバーベキューで気分は少し前向きにはなった。きっとそれは愛羅ちゃんにも伝わったんだろう。
だけど、フフフって目の前で微笑んでるその顔は天使どころか悪だくみしているように見えてゴクリと音を立ててそのコーヒーを飲みこんだ途端。
「愛羅がお世話になってる先輩と一緒に飲みたいって彼が言うんです。」
「あ、そうなんだ」
と、ホッとしたのもつかの間。
「そういうことなんで、飲み会する事にしましたー」
満足そうにニコニコと笑みを浮かべながら言う愛羅ちゃん。どうやら勝手にその話を進めた事を表している。
「なので何人かいい人見つくろって連れてきてもらう事にしましたから」
「なっ、」
いくら前向きに考えるって言ったって、出会いは求めてない。