初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
駅を降りて、そのままそのお店に向かう。
電車の中でさっきの画像を送ったノリちゃんは「聡どれがいいって言うかなー?」なんてすっかり花嫁モード。
だからどれも可愛いって言うに決まってるって何度も言ってるというのに。
花嫁になるという人は周りが見えなくなる傾向にあるけれど、その分幸せオーラも知らず知らずのうちにまき散らす。
「今日のお勧め何かなぁ?」
急に飲むモードになったノリちゃん。あいかわらずの切り替えの速さに、やっぱりノリちゃんはノリちゃんなんだとホッする。
「どうかな、この前来た時は……」
そういえば、相良さんが現れて一緒に食事する事になったんだっけ。
そんな事を思っているうちにノリちゃんがお店の中に入って行く。
「ちょっと待ってってば」
慌てて追いかけてお店の中へ。
「こんばん…―」
瞬間クルリと振り向いたカウンターの人。
「クルミちゃん」
「ぁ、」
「なに?クルミ知り合い?」
「え、あぁ、うん。そう」
「良かったらご一緒しませんか?ワイン飲むなら大勢の方がいいし」
「ちょ、ノリちゃ…」
「いいんですか?」
「え、あの、相良さん?」
あれよあれよという間に、また二階席へ移動となり。三人で食事を共にすることになった。
電車の中でさっきの画像を送ったノリちゃんは「聡どれがいいって言うかなー?」なんてすっかり花嫁モード。
だからどれも可愛いって言うに決まってるって何度も言ってるというのに。
花嫁になるという人は周りが見えなくなる傾向にあるけれど、その分幸せオーラも知らず知らずのうちにまき散らす。
「今日のお勧め何かなぁ?」
急に飲むモードになったノリちゃん。あいかわらずの切り替えの速さに、やっぱりノリちゃんはノリちゃんなんだとホッする。
「どうかな、この前来た時は……」
そういえば、相良さんが現れて一緒に食事する事になったんだっけ。
そんな事を思っているうちにノリちゃんがお店の中に入って行く。
「ちょっと待ってってば」
慌てて追いかけてお店の中へ。
「こんばん…―」
瞬間クルリと振り向いたカウンターの人。
「クルミちゃん」
「ぁ、」
「なに?クルミ知り合い?」
「え、あぁ、うん。そう」
「良かったらご一緒しませんか?ワイン飲むなら大勢の方がいいし」
「ちょ、ノリちゃ…」
「いいんですか?」
「え、あの、相良さん?」
あれよあれよという間に、また二階席へ移動となり。三人で食事を共にすることになった。