初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
金曜日ということもあって、二時間でお店を出される事になった。
さすがに9時過ぎでそのままっていうのはあまりにも寂しい。そう思っていた所に先輩から素敵な提案。
「次、飲みメインでいいよな?」
「あー、すみません私はここで。」
ユキが申し訳なさそうに言う。
「これでも一応主婦なんで。旦那帰ってくるとき居ないと機嫌悪くなるんですよね」
ユキって案外旦那さんに尽くすタイプで、立派に専業主婦してるらしい。
旦那さんが機嫌悪くなるなんて言ったけど、本当はユキが旦那さんを暗い部屋に帰らせたくないだけ。
そのぐらい旦那さんの事、大切に思ってる。
「あ、そうだよね。うん、ユキごめんね」
「私こそ、ごめん。今度お休みの日とかにお茶でもいこう?」
「うん、また連絡して?」
みんなでユキを見送った後振り返ると「あー、先輩。俺達も……」
木村が少し言いづらそうに先輩に言い始めるけど、さすがに私たちも始まりそうな二人に野暮な事は言わない。
「おぅ、またな」
ササってノリちゃんが寄ってきて「後でメールするから」と言ってから木村のもとに戻っていった。
「じゃ、おつかれー」
「またねー」
で、当然。取り残されたのは三人。
このメンバーだったらどうしようと思ってた、その初期メンバーのみ。
さすがに9時過ぎでそのままっていうのはあまりにも寂しい。そう思っていた所に先輩から素敵な提案。
「次、飲みメインでいいよな?」
「あー、すみません私はここで。」
ユキが申し訳なさそうに言う。
「これでも一応主婦なんで。旦那帰ってくるとき居ないと機嫌悪くなるんですよね」
ユキって案外旦那さんに尽くすタイプで、立派に専業主婦してるらしい。
旦那さんが機嫌悪くなるなんて言ったけど、本当はユキが旦那さんを暗い部屋に帰らせたくないだけ。
そのぐらい旦那さんの事、大切に思ってる。
「あ、そうだよね。うん、ユキごめんね」
「私こそ、ごめん。今度お休みの日とかにお茶でもいこう?」
「うん、また連絡して?」
みんなでユキを見送った後振り返ると「あー、先輩。俺達も……」
木村が少し言いづらそうに先輩に言い始めるけど、さすがに私たちも始まりそうな二人に野暮な事は言わない。
「おぅ、またな」
ササってノリちゃんが寄ってきて「後でメールするから」と言ってから木村のもとに戻っていった。
「じゃ、おつかれー」
「またねー」
で、当然。取り残されたのは三人。
このメンバーだったらどうしようと思ってた、その初期メンバーのみ。