初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
休み明けの月曜日。
「クルミ先輩、おはようございまぁす」
「おはよ」
月曜日の朝からこの機嫌の良さは、きっと何かあると思うのは私の勘ぐりすぎか。
「お先でーす」
愛羅ちゃんは挨拶だけしてすぐに自分のデスクに向かった。
なんとなく肩すかしみたいな気分になる。
金曜日、相良さんと待ち合わせした事は知ってるはずなのに、聞かれない事にほっとしつつも物足りなさを感じる。
聞いて欲しいってわけじゃないけれど……。
どうかしていたのは金曜日だけじゃないらしい。
そっと息を吐くと、気持ちを切り替えるようにしてロッカーを閉め仕事モードに切り替えた。
*****
就業後にロッカーで着替えているとすでに着替え終わった愛羅ちゃんがツツツと寄って来た。
「駅前のカフェで待ってます」
それだけ言って「お先失礼しまぁす」と周りに挨拶をして部屋を出ていく。
こちらの都合も聞かずにこんな風に言うって事は……。
やっぱり朝聞かなかっただけで、聞くつもりは十分にあると言う事。だけどそんな愛羅ちゃんにホッとしたのも事実。
「クルミ先輩、おはようございまぁす」
「おはよ」
月曜日の朝からこの機嫌の良さは、きっと何かあると思うのは私の勘ぐりすぎか。
「お先でーす」
愛羅ちゃんは挨拶だけしてすぐに自分のデスクに向かった。
なんとなく肩すかしみたいな気分になる。
金曜日、相良さんと待ち合わせした事は知ってるはずなのに、聞かれない事にほっとしつつも物足りなさを感じる。
聞いて欲しいってわけじゃないけれど……。
どうかしていたのは金曜日だけじゃないらしい。
そっと息を吐くと、気持ちを切り替えるようにしてロッカーを閉め仕事モードに切り替えた。
*****
就業後にロッカーで着替えているとすでに着替え終わった愛羅ちゃんがツツツと寄って来た。
「駅前のカフェで待ってます」
それだけ言って「お先失礼しまぁす」と周りに挨拶をして部屋を出ていく。
こちらの都合も聞かずにこんな風に言うって事は……。
やっぱり朝聞かなかっただけで、聞くつもりは十分にあると言う事。だけどそんな愛羅ちゃんにホッとしたのも事実。