初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
することもなくどうやって過ごそうかと思っていた三日間。
この家で妹と過ごす時間が残り僅かかと思うと、家族と一緒に居る事が増えてた。だからなのか時間は早く過ぎていった。帰る日、駅まで送ってくれた妹が「ちゃんと彼に言っておいてよ」と念押ししたのには苦笑いで頷く。
そして四日ぶりの我が家。やっぱり、なんというか。ホッとする。
実家の方があきらかに長く住んでたのに、一人暮らしのこの家は今の私にとっての一番落ち着く場所。
帰る時に持たされたお惣菜。それをありがたく冷蔵庫に入れたあとで妹にメールする。
「無事着きましたっと、送信」
我ながらかなりのあっさりメール。
まぁ相良さんほどではないけど。そう思いながらクスリと笑う。
休み中に一度会えたらいいねって言ってたけど、明日は会えるかな?
帰ってきてたら一目でもいいから会いたいだなんて。ほんと私って……。
「今日電話したら、いつ帰って来るか聞いてみよ」
立ち上がろうとすると手に持っていたスマホがメールを受信する。
《結婚式の事ちゃんと言っておいてね♪》
はいはいはいはい。
ほんと妹は抜け目ない……。
この家で妹と過ごす時間が残り僅かかと思うと、家族と一緒に居る事が増えてた。だからなのか時間は早く過ぎていった。帰る日、駅まで送ってくれた妹が「ちゃんと彼に言っておいてよ」と念押ししたのには苦笑いで頷く。
そして四日ぶりの我が家。やっぱり、なんというか。ホッとする。
実家の方があきらかに長く住んでたのに、一人暮らしのこの家は今の私にとっての一番落ち着く場所。
帰る時に持たされたお惣菜。それをありがたく冷蔵庫に入れたあとで妹にメールする。
「無事着きましたっと、送信」
我ながらかなりのあっさりメール。
まぁ相良さんほどではないけど。そう思いながらクスリと笑う。
休み中に一度会えたらいいねって言ってたけど、明日は会えるかな?
帰ってきてたら一目でもいいから会いたいだなんて。ほんと私って……。
「今日電話したら、いつ帰って来るか聞いてみよ」
立ち上がろうとすると手に持っていたスマホがメールを受信する。
《結婚式の事ちゃんと言っておいてね♪》
はいはいはいはい。
ほんと妹は抜け目ない……。