初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
会話が途切れた所で隣に置いたバッグの中のスマホの振動に気づいて「ちょっと、ごめんね」と言って確認するとそれは木村だった。さっき連絡しなきゃと思っていたのにすっかり忘れていた事に気付く。
《ノリカと自由が丘ならあのレストランだよな?近くに居るから出る時メールくれ》
相変わらずノリちゃんの事となると木村は。
「ノリちゃん」
「んー?この後どこで飲むー?」
やっぱり飲む気満々だ。たまには飲ませてあげたいけれど、でもやっぱり木村が心配してるから。
「とりあえずデザート食べるでしょ?」
「もちろんっ」
この感じだとあと30分は大丈夫だ。スタッフがノリちゃんにデザートの説明をしている間にそっと木村に連絡を入れた。
今回もノリちゃんが選んでくれたデザートをシェアする。スタッフの方もすっかりわかっているのかいつの間にか取り皿を別に置いてくれてた。
「すみません、少しお話してもいいですか」
いつも入口で出迎えてくれる女の人が話しかけてきた。食事の事での話なのかと思っていたら……、
「ミレイ、二人にはお話出来たかい?」
イケメンオーナー登場にノリちゃんの目はすっかり釘付けになった。
うん、何度見ても眩しい程のイケメンだ。仕事の時でこうなのだから私服はもっとすごそうだ。
《ノリカと自由が丘ならあのレストランだよな?近くに居るから出る時メールくれ》
相変わらずノリちゃんの事となると木村は。
「ノリちゃん」
「んー?この後どこで飲むー?」
やっぱり飲む気満々だ。たまには飲ませてあげたいけれど、でもやっぱり木村が心配してるから。
「とりあえずデザート食べるでしょ?」
「もちろんっ」
この感じだとあと30分は大丈夫だ。スタッフがノリちゃんにデザートの説明をしている間にそっと木村に連絡を入れた。
今回もノリちゃんが選んでくれたデザートをシェアする。スタッフの方もすっかりわかっているのかいつの間にか取り皿を別に置いてくれてた。
「すみません、少しお話してもいいですか」
いつも入口で出迎えてくれる女の人が話しかけてきた。食事の事での話なのかと思っていたら……、
「ミレイ、二人にはお話出来たかい?」
イケメンオーナー登場にノリちゃんの目はすっかり釘付けになった。
うん、何度見ても眩しい程のイケメンだ。仕事の時でこうなのだから私服はもっとすごそうだ。