初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
頭の中がうまく整理できなくて困っている私を置いてきぼりにお母さんは相良さんにいろいろ質問している。それを丁寧に答えている。
ていうか、この席順。両親と私。隣には相良さん。
お父さんと相良さんの間は少しあけられていて、たぶんキャンドルサービス用にそうなっているんだとは思うけど。
私を追い越してずっと話してるお母さんって……。ほんと先輩の時にも思ったけど、初対面の人に全く緊張ってしないんだろうか。
お父さんは少し難しい顔をしてるけど、娘の結婚式なんだから多少は仕方がない。
いつまでも続きそうだから隣からこっそりお母さんに話しかけてみる。
「お母さん、席の事知ってた?」
「あら、当然でしょ?相良さん、本当に娘のワガママ聞いていただいて」
「いえ、光栄です」
ニッコリ笑って答える相良さんはここまででパーフェクトの受け答えだ。これはもう……
「愛歌がね、お姉ちゃんの彼を招待したいって聞いた時は最初ビックリしたけど。ねえ?お父さん?」
「ん?あぁ、そうだな」
お父さん、相変わらず口数すくなっ
「でも納得の理由もあったしね」
納得の理由って?
ていうか、この席順。両親と私。隣には相良さん。
お父さんと相良さんの間は少しあけられていて、たぶんキャンドルサービス用にそうなっているんだとは思うけど。
私を追い越してずっと話してるお母さんって……。ほんと先輩の時にも思ったけど、初対面の人に全く緊張ってしないんだろうか。
お父さんは少し難しい顔をしてるけど、娘の結婚式なんだから多少は仕方がない。
いつまでも続きそうだから隣からこっそりお母さんに話しかけてみる。
「お母さん、席の事知ってた?」
「あら、当然でしょ?相良さん、本当に娘のワガママ聞いていただいて」
「いえ、光栄です」
ニッコリ笑って答える相良さんはここまででパーフェクトの受け答えだ。これはもう……
「愛歌がね、お姉ちゃんの彼を招待したいって聞いた時は最初ビックリしたけど。ねえ?お父さん?」
「ん?あぁ、そうだな」
お父さん、相変わらず口数すくなっ
「でも納得の理由もあったしね」
納得の理由って?