初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
照れ隠しにグラスに入ってた日本酒を飲みほした。
「ちょ、クルミちゃん」
焦った顔で止めようとした相良さん。こんな小さなグラスの中身を全部飲んだ所で大したことない。はず。
「大丈夫だって。ちょっとしか残ってなかったし」
「……。」
あれ?相良さん黙っちゃった。
「あとはゆっくり飲もうかな……」
「ん、そうして。」
相良さんの様子がおかしいからじーっと見てたら、目逸らされた。
「相良さん?」
「ん」
「なんか、変」
ハァー
大きなため息と同時におかれたグラス。
「クルミちゃん、ちょっとココ座って」
相良さんの正面じゃなくて隣。立ち上がってすぐにそこに座ると、そのままギュっと抱きしめられた。
「浴衣ってヤバイから」
「へ?」
「疲れてるクルミちゃんに手出すつもりなかったのに。」
ん?いや、今飲んでるとこで、手出すとかそんな話じゃなかったはず。
髪を撫でて、そのまま背中にまわった手が腰に到着して肩口に顔をうずめたまま
「その上飲んだら、目うるんでるし」
???ますます相良さんの言いたい事がわからなくて無言。
「まぁいいか。」
いやいや良くない。何がなんだかさっぱり。
「ちょ、クルミちゃん」
焦った顔で止めようとした相良さん。こんな小さなグラスの中身を全部飲んだ所で大したことない。はず。
「大丈夫だって。ちょっとしか残ってなかったし」
「……。」
あれ?相良さん黙っちゃった。
「あとはゆっくり飲もうかな……」
「ん、そうして。」
相良さんの様子がおかしいからじーっと見てたら、目逸らされた。
「相良さん?」
「ん」
「なんか、変」
ハァー
大きなため息と同時におかれたグラス。
「クルミちゃん、ちょっとココ座って」
相良さんの正面じゃなくて隣。立ち上がってすぐにそこに座ると、そのままギュっと抱きしめられた。
「浴衣ってヤバイから」
「へ?」
「疲れてるクルミちゃんに手出すつもりなかったのに。」
ん?いや、今飲んでるとこで、手出すとかそんな話じゃなかったはず。
髪を撫でて、そのまま背中にまわった手が腰に到着して肩口に顔をうずめたまま
「その上飲んだら、目うるんでるし」
???ますます相良さんの言いたい事がわからなくて無言。
「まぁいいか。」
いやいや良くない。何がなんだかさっぱり。