初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
どうも先輩と飲んでると口が滑るって言うのか、なんなのか。
人懐っこい雰囲気と会話の楽しさもあるんだろうか。
話がはずむ事もあって、安請け合いしちゃうっていうのか。
うっかり約束した先輩の呼び方。
いや、先輩以外の呼び方。
気がつけば次の週末に会う約束をしてた。
家に帰ってお風呂に入って酔いが段々と冷めて来たときにやっぱりノリちゃんにヘルプメールしてた。
ノリちゃんからはすぐに電話がきて『先輩もなかなかやるわね』だなんて人事だから楽しそう。
結局あの頃から変わらずにまたノリちゃんに頼ってる私。この前も反省したばかりなのに。
「ごめんね、ノリちゃん」
『なにが?』
「ノリちゃんだって色々大変なのに」
木村との事、結婚前提なんて言われてきっと色々悩んでるんだろうし。それなのにノリちゃんはシレっとして、
『私は別に平気よ?ここ最近のクルミは恋愛を上手にし過ぎてて詰まんなかったし』
「つ、詰まんないって。なに?」
うまくする事の何が悪いっての。
私だって大人になったんだし上手にしてるんならいいんじゃないの?
ノリちゃんがそんな風に思ってただなんて。
人懐っこい雰囲気と会話の楽しさもあるんだろうか。
話がはずむ事もあって、安請け合いしちゃうっていうのか。
うっかり約束した先輩の呼び方。
いや、先輩以外の呼び方。
気がつけば次の週末に会う約束をしてた。
家に帰ってお風呂に入って酔いが段々と冷めて来たときにやっぱりノリちゃんにヘルプメールしてた。
ノリちゃんからはすぐに電話がきて『先輩もなかなかやるわね』だなんて人事だから楽しそう。
結局あの頃から変わらずにまたノリちゃんに頼ってる私。この前も反省したばかりなのに。
「ごめんね、ノリちゃん」
『なにが?』
「ノリちゃんだって色々大変なのに」
木村との事、結婚前提なんて言われてきっと色々悩んでるんだろうし。それなのにノリちゃんはシレっとして、
『私は別に平気よ?ここ最近のクルミは恋愛を上手にし過ぎてて詰まんなかったし』
「つ、詰まんないって。なに?」
うまくする事の何が悪いっての。
私だって大人になったんだし上手にしてるんならいいんじゃないの?
ノリちゃんがそんな風に思ってただなんて。