初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
もちろん式場やお互いの都合もあるけど、いつの季節がいいかと話しながらワインを飲んでいると部屋のドアがノックされて静かに扉が開いた。遅くなると言っていた二人の登場。
「早いじゃん」
「ジュンさんが大げさに言うからっ」
時計を見ると遅刻といえる時間じゃなくて、私たちが早く来すぎていただけだとわかる。
「とりあえず二人とも席に座って。桃華ちゃんは食前酒を用意するわ。堂地君は一緒のでいいわよね?」
「よろしくお願いします」
今日の桃華ちゃんはめずらしくパステルカラーのスリムパンツをはいている。
今までは全部スカートだったからちょっと意外だけど可愛らしい感じはそのまま保たれている。
「なに、桃。迷子にでもなったか?」
「え?!」
桃華ちゃんはビックリ顔で、動きが止まってる。もしかして図星?
「さすが相良さんですね。今日ばかりは迷子防止が効かなかったみたいです」
「もうっ、迷子じゃないですって。ちょっとだけ……そのっ」
「別に今更驚かねーよ」
相良さんは笑いながらあたふたする桃華ちゃんをみている。
うん、こういう所。桃華ちゃんってすごく可愛い。
そこにグラスと桃華ちゃんの食前酒が届き本日二度目の乾杯をする事になった。
「早いじゃん」
「ジュンさんが大げさに言うからっ」
時計を見ると遅刻といえる時間じゃなくて、私たちが早く来すぎていただけだとわかる。
「とりあえず二人とも席に座って。桃華ちゃんは食前酒を用意するわ。堂地君は一緒のでいいわよね?」
「よろしくお願いします」
今日の桃華ちゃんはめずらしくパステルカラーのスリムパンツをはいている。
今までは全部スカートだったからちょっと意外だけど可愛らしい感じはそのまま保たれている。
「なに、桃。迷子にでもなったか?」
「え?!」
桃華ちゃんはビックリ顔で、動きが止まってる。もしかして図星?
「さすが相良さんですね。今日ばかりは迷子防止が効かなかったみたいです」
「もうっ、迷子じゃないですって。ちょっとだけ……そのっ」
「別に今更驚かねーよ」
相良さんは笑いながらあたふたする桃華ちゃんをみている。
うん、こういう所。桃華ちゃんってすごく可愛い。
そこにグラスと桃華ちゃんの食前酒が届き本日二度目の乾杯をする事になった。