初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
これから楽しい夏休みだって言うのに。
しかも夏合宿なんて素敵なイベントもあったりするのに。
なんか今ので一気にテンションダウン。
だから私は同じ楽器で仲の良い小山田紀夏(オヤマダ ノリカ)に今の一部始終を話した。
「まぁさ、あれだよ」
「なによ」
ノリカとは同じ楽器でしかも名前が一緒っていうのですごく仲良くなった。
ユキと違ってちょっと冷めた感じの子だけど、的確に指摘してくれる所がすごく私にはありがたい。
私ってちょっとずれてるらしいから。その辺の修正をうまいことしてくれる大切な友達だ。
「それはさ。あの人、外山先輩の事かなり好きだからね」
「え?そうなの?」
確かに外山先輩はかっこいい。
彼女はいないみたいだけど、しょっちゅう告白されてるって噂も聞く。
その噂がどこまで本当なのかは知らないけど。
でも、まさか気の強いあの先輩がねー。
「意外っ」
「そお?見てればわかるよ。すっごいラブラブ光線送ってるから」
ラブラブ光線って。そんなの見えんの?
「うわぁーそうなんだー。変に睨まれると困るから外山先輩に近付かないようにするよ」
「うん、その方がいいね。でも、くるみん。気にいられてるからなー」
は?そんな覚えありません。
「ま、ヤバくなったら教えてあげるよ」
そのヤバくなったら、のその日は案外近くまでやってきてる事にまだ気づいてない。
しかも夏合宿なんて素敵なイベントもあったりするのに。
なんか今ので一気にテンションダウン。
だから私は同じ楽器で仲の良い小山田紀夏(オヤマダ ノリカ)に今の一部始終を話した。
「まぁさ、あれだよ」
「なによ」
ノリカとは同じ楽器でしかも名前が一緒っていうのですごく仲良くなった。
ユキと違ってちょっと冷めた感じの子だけど、的確に指摘してくれる所がすごく私にはありがたい。
私ってちょっとずれてるらしいから。その辺の修正をうまいことしてくれる大切な友達だ。
「それはさ。あの人、外山先輩の事かなり好きだからね」
「え?そうなの?」
確かに外山先輩はかっこいい。
彼女はいないみたいだけど、しょっちゅう告白されてるって噂も聞く。
その噂がどこまで本当なのかは知らないけど。
でも、まさか気の強いあの先輩がねー。
「意外っ」
「そお?見てればわかるよ。すっごいラブラブ光線送ってるから」
ラブラブ光線って。そんなの見えんの?
「うわぁーそうなんだー。変に睨まれると困るから外山先輩に近付かないようにするよ」
「うん、その方がいいね。でも、くるみん。気にいられてるからなー」
は?そんな覚えありません。
「ま、ヤバくなったら教えてあげるよ」
そのヤバくなったら、のその日は案外近くまでやってきてる事にまだ気づいてない。