地味なあの子は有名人?

仲間

「まぁそんな感じ。俺の場合は頑張る力になった、今は感謝してる。まぁこれからも仲良くなる事はないだろーけど…でも椎野の場合は違う、殻に閉じこもってる。そんなの楽しくないに決まってるし」

松原はいつもだらしないと思っていた
なんでも軽くて
中途半端で

でもそうじゃなかった
お前と友達になれて良かったよ

「そんな事あったんだな。知らなかったわ」
「だって言ってねーもん。あっ!図書室いこーぜ!」
「図書室?なんで?」
「椎野いるじゃん」

そういえば
そうだったな…

「そうだな行くか」

俺達は椎野のいる図書室に向かった
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