みよ先生の金のチョーク

キメラ大帝の求愛

みよ姫は、魔限城にとらえられていました。

キメラは、求愛をしております。

キメラ｢姫～。ケーキっすょ～。｣

みよ姫｢帰りたい…。｣

キメラ｢みよ姫は、ケーキは嫌いかい？｣

みよ姫｢何ケーキ？｣

キメラ｢イナゴケーキ。最高だよ～。｣

みよ姫｢いるか！｣

キメラ｢え、いらない？すごく美味しいよ？｣

みよ姫｢日本人はこういうのは食べません！｣

キメラ｢あれ？おかしいな？君の姉さんはうまいうまいと泣いて食べてたよ？｣

みよ姫｢姉？姉の失踪はあなたが原因？姉はどこ？｣

キメラ｢あやつは逃げ出したのだ。。｣

みよ姫｢逃げ出した？お姉ちゃんは今どこ？｣

キメラ｢見つけたら是非私にもご一報を。罪人は、斬首の刑に相当する。キメラ～！｣

みよ姫｢誰が言うか！知らないけど。イナゴのケーキ、うまぃのかな…｣

キメラ｢百聞は一見に如かず。虎穴に入らずんば虎児を得ずですぞ。｣

みよ｢ハム！…うま！｣

キメラ｢…やった！｣

みよ｢なんて滑らかな舌触りなの！あとを引くうまさ！たまらなぃ、たまらなぃわ！｣

キメラ｢…やった！｣

みよ｢…だからって、あなた様からの愛を受け入れた訳じゃぁござぃませんことょ｣

キメラ｢ふん…｣

みよ姫｢あぁ、斎藤様…｣


つづく