歪な彼カノ関係
虚しくも誰もいない病室に消える



私はこんな形で昴くんを手に入れようとしていたわけじゃないのに…!



ただ、たまに喋れて部活の様子を見るだけで満足してただけだったのに…。



どうしてこんなことになってしまったんだろう…。



これじゃぁ昴くんが報われない…。



昴くんが好きな人にも勘違いされちゃう…。



それから私は2日ほど学校を休んで今日は学校に行く日



玄関を出るとそこには…。



「あ、彩」



当たり前のように昴くんが家の前で待っていた



『…。な、んで』



「そんなの俺が彩の彼氏だからだろ?」



行くぞ?と私を急かす昴くんの後を追う



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