歪な彼カノ関係
愛美side



いつもはこんな事言わない彩がそう言ったのが不思議で私は首を傾げながらも頷いた



誰も居ない屋上に辿り着いて



『……どうしたの、彩?』



屋上に来てからずっと俯いている親友に声をかける



「………違うの…。」



やっと彩から発せられた言葉は小さく今にも消えてしまいそう



『……え?』



思わず聞き返してしまった



すると彩は顔を上げて私を見た



その顔は酷く泣きそうだった



「昴くんは責任で私と付き合ってるの。」



『……は?』



彩の言葉に対してでた言葉



え?どういう事??


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