歪な彼カノ関係
“俺が迎えに行って早く彩に会いたいだけだから、気にすんな”



かぁーっと熱を持つ頬



その後すぐに電話を知らせる着信音



相手はもちろん昴くん



慌てて通話ボタンを押すと



「明日、迎えに行ってもだいじょーぶ?」



少し不安そつな声色で尋ねられる



『だ、大丈夫』



「ホント?良かった。じゃあ、また明日」



少しの会話だけど今まではこんな会話した事無かったから嬉しくて少しの間ぼぉーっとしてしまった




次の日、昴くんは約束通り私の家まで迎えに来てくれた



そして…昨日の朝までは手を繋いでいなかったのに私の横に並んで早々私の手を引き寄せて所謂恋人繋ぎというのをしてくれた


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