歪な彼カノ関係
きゃーーー!!!


なんていう悲鳴も多かったが中には



ギャー――!!!



なんていう声もすごかった



「…女でもコイツに手出したら容赦しねぇから」



低くそう吐き捨てて



「行くぞ。」



私の手を引いて歩きだした



それからは帰りの約束をしてから下駄箱で別れた



「あーや!!!おはよっ!」



ずいぶんと機嫌のいい愛美が私に突進してくる勢いで突っ込んできた



『わっ』



あまりの勢いに後ろに倒れそうになったが何とかもちこたえた



「おめでとう!」



昴くんとの事を言ってるんだろう



『…うん、ありがとう』



< 63 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop