雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。






だから、一時的な雨が降ったからといって、雨男くんが旧図書室に来てくれる保証なんてない。





だけど。





来てくれると、信じてる。





―――――違う。





きっと、来てくれる。
なんでかわからないけど、その自信がある。






あの小窓から虹色の傘をさして、きみが会いに来てくれる、と―――。



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