雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。





だけど、それで引き下がる私でもない。




「わかるよ...。
太陽が、雨男くんだってこと...」




太陽が何でわざわざ、雨男くんになって、私に接したのかは、知らない。




それでも。




「太陽の、ことだもん」




好きな人の、ことだもん。


それくらい、わかるよ。



女の子ってね、好きな人のことなら、わかっちゃうもんなんだよ?




「.....っ」




ねえ、なんで。
......なんで。


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