雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。
言え、ない?
何で?
ハテナの疑問符が頭の中でたくさん芽生える。
何か、隠してるの?
私に言えない。
何かを―――。
「たい、よう...」
片言で、教えての意味を込めて、名前を呼んでみた。
それでも、太陽の首はフルフルと首を横に振るだけ。
「じゃあ、なんで俺を信じろって...言ったの?」
まるで、未来がわかっているかのような。
そんな言葉が―――。
メニュー