雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。





太陽は、わかってた。
私が、気持ちを伝えることを―――。




それをわかって、自分の言葉を被せてきたんだ。




私のこと、好きだと思ってた。




だって。


『太陽くんって、美雨のこと好きなんじゃない?って、僕は思うんだけど?』


って、言われて。



『いいように解釈して』


って、言われて。




―――そして。


最後は、あのキス。



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