雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。






「重く、なかった....?」




だいぶ前に体重を計ったら、前よりも少しだけ体重が増えていたから。




もしかしたら、ここ最近眠れていないし、ご飯もあまり食べれていないから、それで体重が減ってるかもだけど。




すると、私の頭の上にゆっくりと伸びてくる太陽の腕。




少しだけ、ピクリと体が反応してしまった。




その反応を見て、少しだけ困ったように、悲しそうに微笑んだ。




........っ、



その顔は、どういう顔なの?
その顔の裏には、何を思ってるの?




そう聞きたい言葉が喉まで出ているけど、それを言わないように唇をグッと噛む。


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