雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。
∟虹がかかる日
目の前で綺麗な雫を流している私の大好きな人。
太陽が泣いているところ、初めて見た。
私は、ギュッと太陽の背中に腕で回して、抱きしめる。
だって、太陽が怯えたような小さな子供に見えて。包み込んであげたいって、そう思ってしまったから。
私は、大丈夫。
太陽のことだもん。
私のことを考えてくれたんだよね?
私、嬉しかったよ。
私のこと考えてくれてるって。
ちゃんと伝わってるよ。
伝わってるんだよ、太陽。